骨粗鬆症の症状と有効成分
症状
骨粗鬆症は、骨の形成速度よりも骨の吸収速度が高いことにより、骨に小さな穴が多発する症状を言います。
背中が曲がることに現れる骨の変形、骨性の痛み、さらに骨折の原因となります。
骨折は一般に強い外力が加わった場合に起こりますが、骨粗鬆症においては、日常生活程度の負荷によって骨折を引き起こしてしまいます。
主要因として知られるのは性ホルモン(特に高齢の女性)や加齢ですが、実際には運動、喫煙、食事など複合的な理由で発生すると言われています。
特に骨形成に欠かせないカルシウムを不足させる動物性たんぱく過多の食事、ビタミンDやビタミンKの不足した食事、過剰なアルコール摂取は、食事面における危険因子となります。
なお、カルシウム摂取が不足すると骨粗鬆症の原因となるだけでなく、動脈硬化、糖尿病、高血圧など様々な疾病が起こります。