大豆イソフラボンの効果詳細
特徴
大豆イソフラボンとは、主に大豆の胚芽に多く含まれるフラボノイドの一種であり、その化学構造が女性ホルモン(エストロゲン)に似ているため、エストロゲン受容体に結合することから、促進的あるいは競合的に種々の生体作用を発揮します。
その効能としては、女性ホルモンの補給による更年期障害の緩和や骨粗鬆症対策、抗酸化作用による美肌効果があります。
特に更年期障害は、は女性ホルモンの不足が引き金となっていいるので、女性ホルモン作用をもつイソフラボンはおおいに有効です。
また、近年の研究では大豆イソフラボンは動脈硬化対策にも良いという指摘があります。
血液中のコレステロールにおいて、特に「悪玉」と呼ばれるLDLコレステロールの増加が動脈硬化を促し、「善玉」と呼ばれるHDLコレステロールは悪玉を減らす作用があります。
イソフラボンは悪玉を減らすうえに善玉を増やすという理想的な実験結果を出しているのです。
なお、イソフラボンの摂取量は一日に40mg~50mgが理想です。
自然に存在する成分であり薬ではないため、副作用の心配は特になく、多めに摂取しても体外に排出されますが、やはり一度に大量の摂取は避けるべきであるといわれています。