下痢の症状と有効成分
症状
下痢は、健康時の便と比較して、非常に緩いゲル状・若しくは液体状の便のことで、主に消化機能の異常により患う症状です。
通常、便は大腸内にて水分やミネラルを吸収された上で排出されますが、何らかの原因で水分を多分に残したまま便意を催して排便される事があり、更に重症な場合は、逆に腸壁から腸管内に水分が排出されます。
これが下痢です。
便が非常に柔らかくなる以外の主な症状としては、腹痛、脱水症状、虚血、悪心・嘔吐、食欲減退、疲労や体力消耗などがあります。
特に大腸での水分吸収が行われない為に生じる脱水症状は危険とされています。
また、大まかに急性のものと慢性のものに分けられます。
急性の下痢は発症から二週間以内のものであり、ウイルス性の下痢である場合は急性の下痢である場合が多いです。
ほとんどの場合、自然に治癒します。
慢性の下痢は発症から四週間以上たったものであり、大腸癌や糖尿病など重要疾患である場合があります。