ビタミンCの効果詳細
特徴
ビタミンCは、皮膚や血管の老化を防ぎ免疫力を高める働きを持つ抗酸化ビタミン です。
果物(とくにかんきつ類やイチゴ)、野菜、いもなどに多く含まれており、コラーゲンの合成に働いて骨を丈夫にしたり、肌にハリを持たせる効果んど多様な生理作用を持ちます。
また、病気などいろいろなストレスへの抵抗力を強めたり、鉄の吸収を良くしたりします。
さらに、ビタミンCが持つ抗酸化力は、活性酸素の増加を抑えて老化を予防するほか、動脈硬化、脳卒中、心筋梗塞など心臓血管系の病気の予防に役立ちます。
ビタミンCが欠乏すると、疲れやすくなる、免疫力が低下して風邪や感染症にかかりやすくなる、肌のハリが失われる、貧血になりやすくなる、といったことが起こります。さらにビタミンCの不足が続くと、体をつくるたんぱく質のひとつ、コラーゲンを十分に生成することができず、体中の血管、粘膜、皮膚組織の結合が弱くなって出血が止まらなくな壊血症になります。
一方で、ビタミンCの吸収率は約90%と高く、体内に吸収されやすい性質を持っており、しかも過剰に摂取しても余分なビタミンCは2~3時間で尿中に排泄され、体内に蓄積されないため過剰症の心配はありません。