花粉症の症状と有効成分
症状
花粉症は、スギなどの花粉（抗原）が原因となって起こるアレルギー疾患の一つです。
花粉が体の内に侵入してくると、その花粉（異物）に反応するIgE 抗体が作られ、そのIgE 抗体は肥満細胞の表面に付着します。
再び侵入してきた花粉がIgE 抗体に結合すると、肥満細胞からヒスタミンなどの化学物質が分泌されて、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状が出てくるのです。
特にスギ花粉症は冬の終わりから春にかけて、毎年、くしゃみ・鼻みず・ 鼻づまりなどの症状を引き起こします。
日本では、スギのほかにもヒノキ、イネ、ブタクサ、ヨモギなど約50種類の植物が花粉症を引き起こすとされています。
花粉症の症状は、風邪の症状に似ており、花粉症であるにもかかわらず、風邪だと思い込んで、症状を悪化させてしまうケースもあります。
