ルテインの効果詳細
特徴
ルテインは抗酸化作用を持つ「カロテノイド」の一種で、植物や野菜の色素成分です。
ホウレンソウやケールなどの緑葉野菜、卵黄、動物脂肪などに含まれています。
体内では主に抗酸化作用により、眼、血清、皮膚、子宮頚部、乳房などの健康の維持に役立っていますが、特に「水晶体」と「黄斑部」という、瞳に多く存在しており、ルテインの「光を遮る」働きと、「抗酸化作用」によって外から入ってくる有害な光線から瞳を守っています
このように体の健康を守る大事な役目を担っているルテインですが、実は体内では作ることが出来ません。
その為、食事などを通じて外部から補給する必要があります。
ルテインが不足すると眼病を発症させる可能性が高まるため、1日あたり6mg~10mg摂取すると良いとされています。
また、ルテインは脂溶性であるため、油を使った料理と一緒に摂りいれることで効率よく吸収できます。
なお、ルテインは元々野菜などの自然に存在する栄養素なので、普段の生活をしている分には過剰摂取の心配はありませし、仮に過剰摂取しても問題は起きません。
事実、日本の厚生労働省基礎研究班の発表では、1日35mgを1週間摂取して問題が生じなかったことが確認されています。
しかし、大量に摂取したからといって効果が倍増するわけでもないので、必要以上の摂取をする必要はありません。